ゲーム業界に影響を与えたゾンビ映画5選
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掲載日: 2026/10/01 更新日: 2026/09/30
ゲーム業界に影響を与えたゾンビ映画5選
以前ご紹介しました「ゲーム業界に影響を与えた名作映画5選」で、数の多さから除外した映画ジャンルがあります。
それは…
ゾンビ映画
です。
特にホラーゲームにおいては、システムやギミックの引用ネタが多くあり、
それがまた別の映画に逆輸入されることもあります。
本記事では、そんなホラーゲームの元ネタとなるゾンビ映画を厳選してご紹介します。
これらのネタを知ることで、更にゲームの見方が変わるかもしれません。
※一部、作品のネタバレを含みます。
1. ナイト・オブ・ザ・リビングデッド(1968)|立てこもりサバイバルとゾンビ設定の元祖
■あらすじ
突如、挙動不審な男に襲われそうになった主人公は近隣の民家に逃げ込むが、そこには同じように逃げ込んできた生存者が多く立てこもっていた。
彼らは民家を徐々に包囲され訳も分からず1人1人と犠牲になっていく中、生き残るために様々な手段を講じるが…
■ポイント
- 「噛まれて感染」「知性が無い」「脳以外は不死身」というゾンビの基本設定が初めて登場。
- 追いつめてくるゾンビよりも、生存者達の人間ドラマが不安と恐怖を煽る風刺的なストーリー。
- 窓(板の隙間)から手が出てくる、地下室に逃げる、等のお約束演出。
- ゾンビより人間のほうが怖い、というバグった倫理観。
■特に影響を受けているゲーム
- 「バイオハザード」シリーズ(主に0~3まで)
→ゾンビ映画のルーツ
2. ドーン・オブ・ザ・デッド(1978)|ショッピングモールで豪遊
■あらすじ
突如、死者が蘇り日常が破壊された世界。
生存者たちは物資が豊富なショッピングモールに立てこもり、自由気ままな生活を送るが、
外から現れた略奪者達とゾンビの大群に次第に追い込まれていく。
■ポイント
- ナイト・オブ・ザ・リビングデッドをスケールアップさせた有名作品。
- 巨大なショッピングモールでリッチな生活を送る生存者と、さまようゾンビの描写は消費社会に対する痛烈な皮肉として評価が高い。
- 大量のゾンビに襲われるビジュアルは印象的
■特に影響を受けたゲーム
- 「デッドライジング」シリーズ
→ゾンビ映画のお約束を世界に広めた金字塔
3. バタリアン(1985)|走るゾンビと爆発オチ
■あらすじ
医療会社の倉庫に保管された軍のドラム缶を会社の社員が開けてしまいゾンビが発生、隠ぺいのため焼却処分するも、その煙を含んだ雨から墓場の死体が次々と蘇ってしまい、町は大混乱となる。
最終的には軍によって町は核の炎に包まれるのだが…
■ポイント
- 「バタリアン」は邦題で、原題は「リターン・オブ・ザ・リビングデッド」
- 生者の脳を求める、猛ダッシュするゾンビという新機軸。
- 喋るゾンビやコント等のコメディ要素もあり。
- 軍の化学薬品が原因で生み出された生物兵器としてのゾンビ設定
- 今のゾンビ設定に継承されるパロディ要素の多い一作
■特に影響を受けたゲーム
- 「Left 4 Dead」シリーズ
- 「バイオハザード」シリーズ
→コメディではあるものの、ゲーム向けのゾンビ設定が数多く生み出された怪作
4. 死霊のはらわた(1981)|ゾンビスプラッターアクション
■あらすじ
主人公アッシュ達は森の小屋で「死者の書」と呪文を録音したリールを再生してしまったことで悪霊を呼び寄せてしまう。
次々と悪霊に取りつかれていく仲間との戦いの末、アッシュは「死者の書」を焼却し夜明けを迎えるのだが…
■ポイント
- 厳密にはゾンビではなく悪霊に取り憑かれた人間だが、扱い的には概ねゾンビ。
- ゾンビ退治に欠かせないチェーンソーやショットガンを活かしたアクション演出は強い影響を与えた。
- 主人公アッシュは続編で派手なアクションを披露し有名ホラーキャラの仲間入りを果たす。
■特に影響を受けたゲーム
- 「デッドライジング」シリーズ
- 「デビルメイクライ」シリーズ
- 「ロリポップ・チェーンソー」他
→主にゾンビアクションゲームの元ネタといえばこれ
5. ワールドウォーZ(2013)|ゾンビ津波とパンデミック
■あらすじ
突然発生したゾンビパンデミックにより世界中が大パニックになる中、
元国連職員の主人公は混乱を収めるため、国連の要請の元、世界中のゾンビ危険地帯に潜入するミッションに挑むことになる。
■ポイント
- 殴ってくる、走ってくる、群がってくる、とにかくアグレッシブで凶暴なゾンビ。
- 狂ったように向かってくるゾンビが、津波や雪崩のように迫ってくる大迫力の描写が印象的。
- 音に反応したり、〇〇(ネタバレ)には目もくれない等、設定は徹底している。
■特に影響を受けたゲーム
- ゾンビサバイバル系ソーシャルゲーム(主にスマホ)
- Days Gone
→近年多い大量のゾンビが襲ってくる系のイメージ元
おまけ|まだまだある名作ゾンビ映画
現在、動画配信が無く視聴がやや困難ですが、オススメのゾンビ映画を2本紹介します。
どちらもゾンビ映画を代表する巨匠の作品です。
サンゲリア(1979)
- カリブ海の島が舞台(ゲームで言えば「デッドアイランド」に近い)
- 特殊メイクがリアルでグロい、閲覧注意
- 描写もグロい、まさかのサメも登場
デモンズ(1985)
- ホラー映画の出来事が現実でも起き、劇場を舞台に悪魔に取り付かれた観客が死闘を繰り広げる
- ゾンビ以外のクリーチャーも多く登場(厳密にはゾンビ映画ではないかもしれない…)
最後に|ゲームとゾンビは関係が深い
ゲームにおけるゾンビの最大の利点は、「使い勝手が良い」点にあります。
表現規制は必要ですが、主な点として
・キャラとして動かしやすい、行動がシンプル
・嫌悪感がある、倒す罪悪感が薄い
・人間社会そのもののモンスター化、大量に出す理由も問題なし
これらから、敵キャラとして多くのゲームで使われています。
残念ながらゲームでは映画程重厚なテーマで扱われないことが多いゾンビですが、
「誰でも一目でわかる」「元人間の成れの果て」「人がいる限り無限に出現する」という便利なホラーアイコンとして今後も使われることでしょう。
前回と同様ですが、
「名作映画を知ること」は
「ゲームの面白さをより深く理解すること」
につながります。
ぜひ気になる作品をチェックしてみてください。
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