Unity UI ToolkitとuGUIの使い分けを考える

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Unity UI ToolkitとuGUIの使い分けを考える


 

はじめに

デザイナーの組み込み能力を求められる昨今

UnityでUI実装を行う際「uGUIとUI Toolkitのどちらを使うべきか」で悩んだ経験はありませんか?

私はゲームUIのデザイナーとして長らくuGUIを使ってきましたが、近年ではUI Toolkitを採用するプロジェクトも増えてきたそうです。

この記事では、ツールの特徴を比較しながら紹介します。

 

UI ToolkitとuGUIとは

uGUI(Unity UI)の特徴

Unityで最も広く使われているUIシステム

Canvas内にButtonやTextなどのコンポーネントを配置し、画面を組み立てていきます。Unityエディタ上で見た目を確認しながら作業できるため、デザイナーにも扱いやすいです。

チュートリアルや解説記事が豊富で学びやすい

 

UI Toolkitの特徴

Unityが提供する新しいUIフレームワーク

考え方としてはWeb開発のHTMLとCSSに近く、UIを部品化しながら開発できるのが特徴。

※HTML/CSSの代わりにUXML、USSという独自の言語を使います。

部品化という発想から、デザインの差し替えやすさや管理のしやすさが魅力です。

 

①作りやすさ

・uGUI

UIを直接配置しながら作業できるため、直感的に扱えます。

ボタンを置いて位置を調整し、その場で見た目を確認できるので、試しながらデザインを進めたい場合に適しています。

その扱いやすさから、試作タイプや個人開発に適しています。

 

・UI Toolkit

UI Toolkitは、レイアウトやスタイルをファイルとして管理します。

uGUIと比べると学習コストが高い傾向にありますが、慣れてくると再利用・統一を前提とした開発がしやすくなります。

画面数が多いプロジェクトで特に力を発揮します。

 

②デザイン変更のしやすさ

ゲーム開発では、開発中にデザイン変更が発生することがあります。

uGUIの場合、ボタンやウィンドウが複数のPrefabに分かれていると、それぞれ個別に修正が必要になる場合があります。

UI Toolkitではスタイルを一元管理できるため、パーツの色や余白などを変更したい場合でも、スタイルシートを修正するだけで全体に反映できるのが魅力です。

 

③アニメーション

ゲームの演出に欠かせないアニメーションは、まだまだuGUIが強いと感じています。

AnimatorやDOTweenなどの資産が豊富で、ボタン・IN/OUT・ポップアップ演出などを簡単に制作できます。

UI Toolkitでもアニメーションは可能ですが、シンプルな演出に向いています。

派手で複雑な演出を作る場合は、uGUIの方が情報量も多く開発しやすい印象です。

 

④チーム開発

uGUIはPrefabやSceneファイルを直接編集するため、複数人で同じ画面を編集する際に競合が発生することがあります。

その一方で、UI Toolkitはテキストベースで管理されるため、差分確認やレビューがしやすくなります。また、レイアウトやデザインを一元管理しているため、作業者感の感覚や仕上がりのブレなく開発を行えるのが魅力です。

開発規模が大きくなるほど、メリットは大きくなると考えています。

 

まとめ

調査した感覚としては、ゲームのUIであればこれからもuGUIが選ばれていく可能性が高いと考えていますが

ツール系や管理系画面の制作ではUI Toolkitが重宝され、使い分けられていくと考えています。

特徴を理解して、目的に合わせて使い分けていきましょう!

 

作者
  A.K
  デザイナー

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