サブスタンスペインターでテクスチャ作業をちょっと楽に
掲載日: 2026/03/19 更新日: 2026/03/27
サブスタンスペインターでテクスチャ作業をちょっと楽に
サブスタンスペインターは敷居が高い?
サブスタンスペインター(以下「サブスタンス」)を使ったテクスチャ作成というとフォトリアルなものをイメージしてしまいがちです。
そんな凄いものを作るのはハードルが高いと思って、サブスタンスの使用を躊躇していませんか?
実はサブスタンスには込み入った物の作成でなくても、ちょっと手作業が楽になるような便利な機能もあります。
今回はそんな機能の一部をお伝えできればと思います。
テクスチャベイクを使って出来る便利機能
まず、サブスタンスの基本となるテクスチャベイクを使って出来るようになる便利な機能を紹介します。
・ポジションマップ
大きな建物をミニチュアで表現したい時や、キャラクターの髪の毛にグラデーションを入れたい時などに便利な機能です。
下から上にグラデーションを入れると建物の巨大さや髪の毛の情報量の追加に役立ちます。
UVに直接描かずに済むので繋ぎ目の処理などを気にしなくて済みます。


・アンビエントオクルージョン
接地面や暗い所をきちんと暗くしておくとモデル全体の印象にメリハリが生まれますが、
テクスチャベイクで生成されたアンビエントオクルージョン(Ao)を
テクスチャに乗せる事でこの作業が楽になります。
Mayaなどの他のDCCツールでも同じことが出来ますが、サブスタンスなら
Aoをベイクしてそのまま同じツール内でテクスチャ作業を出来るという利点があります。
大抵のツールはベイクしたAoをそのまま使用出来ないため、
別のツールでフィルター機能のブラーを使ったり手描きの作業が必要になります。
ツールを跨がずに済む分時間短縮に繋がります。


テクスチャベイクしなくても使える機能
ここではテクスチャベイクをしていなくても使える機能を紹介します。
まずはジェネレーターを使った作業をご紹介します。
・UVボーダー
このジェネレーターを使用すると、UVの境界線に均一なラインを入れてくれます。
物の際の影や服の縫い合わせ、機械のパーツ同士の溝の表現などに使えます。
ColorだけでなくHightチャンネルもオンにすれば綺麗なライン状の溝を作成出来ます。


次にアルファ素材を使用した作業をご紹介します。
・ワープ投影
キャラの服の胸元や顔のようなな曲面に模様を入れたいときに
歪ませずに模様を入れることが出来ます。
3D空間で模様を貼り付けるので、UVの境界を跨いだ表現も可能です。



その他
最後に他によく使う機能とサブスタンス使用時のコツをご紹介します。
・塗りつぶしレイヤー
ここまで説明してきた機能の全ては塗りつぶしレイヤーのマスクを使用して作成しました。頻繁に使うレイヤー機能です。
・余談
UVは綺麗に展開しておくと得です。
例えば、服のUVはラインを直線にしておくと、UVボーダーを使う時に多少解像度が低くてもきれいにラインが入ります。

まとめ
どうでしたか?
サブスタンスはツールを跨ぐ手間を省き、3D空間上で見え方を確認しながら作業することができるので、より感覚的に短い時間で制作できます。
制作物のテイストに関わらず、やりたい表現と機能がマッチしたらぜひ使ってみて下さい!



