VS Code の検索欄にある「.*」、実は使っていませんか?

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VS Code の検索欄にある「.*」、実は使っていませんか?

 

VS Code の検索欄にある「.*」、実は使っていませんか?

VS Code で検索するとき(Ctrl + F)、検索バーの横に小さく .* というボタンがあるのに気づいたことはありませんか?

 「なんとなく怖そうで触ったことがない」

 「正規表現って難しいんじゃないの?」

そう思って放置していた方も多いと思います。でも実は、基本的なパターンをいくつか覚えるだけで、コード検索がびっくりするほど便利になります。

今回は、VS Code での正規表現検索を「怖くない」と思ってもらえるよう、よく使うパターンに絞って紹介します!

目次

1. まず「.*」をオンにしよう

2. これだけ覚えれば大丈夫 — よく使うパターン6選

① .(ドット)— 任意の1文字

② * と + — 繰り返し

③ \d — 数字1文字

④ \s — スペース・タブ・改行

⑤ ^ と $ — 行の先頭・末尾

⑥ [] — 文字の候補

3. 検索だけじゃない — 置換と組み合わせると本番

4. 実際の使用例 — ゲーム開発の現場で

まとめ

1. まず「.*」をオンにしよう

検索バー(Ctrl + F)を開いたら、右側のアイコンの中から .* をクリックするだけです。

ショートカットは Alt + R でもOKです。

💡 ファイル横断検索(Ctrl + Shift + F)でも同じように使えます。

2. これだけ覚えれば大丈夫 — よく使うパターン6選

難しいパターンは後回し。まずは「これだけ知っていれば実務で使える」ものに絞ります。

① .(ドット)— 任意の1文字

player.

player の後に何か1文字続くものを全部ヒットさせます。

playerX
playerY
player1

ピリオドそのものを検索したいときは \. と書きます。

② * と + — 繰り返し

パターン

意味

a*

「a」が0回以上

b, ab, aab にマッチ

a+

「a」が1回以上

ab, aab にマッチ(b単体はNG)

よく使う組み合わせが .* で、「なんでもいい文字が0文字以上」という意味です。

③ \d — 数字1文字

enemy\d+

enemy0, enemy1, enemy42 などにまとめてヒット。IDが数字連番になっているものを探すときに便利です。

④ \s — スペース・タブ・改行

public\s+\w+

public int, public string, public float など、publicの後に何かある行を全部まとめて検索できます。

⑤ ^ と $ — 行の先頭・末尾

パターン

意味

^//

//で始まる行(コメント行)

;$

;で終わる行

^//

コード内のコメント行だけをまとめて検索したいときに使えます。

 [] — 文字の候補

enemy[ABC]

enemyA, enemyB, enemyC のどれかにマッチします。

\d[09]

[0-9] は「0から9のどれか」という意味で、\d と同じです。

3. 検索だけじゃない — 置換と組み合わせると本番

正規表現の真価は Find & Replace で発揮されます。

()(キャプチャグループ)で囲った部分を、置換後の文字列で $1, $2 として再利用できます。

例:変数名の命名規則を一括変換したい

// 変換前
m_playerHealth
m_enemyCount

// 変換前パターン(検索欄)
m_(\w+)

// 置換後
_$
1

// 変換後
_playerHealth
_enemyCount

m_を_に一括で変換しつつ、後ろの変数名はそのまま保持できます。手作業で何十箇所も直す必要がなくなります。

4. 実際の使用例 — ゲーム開発の現場で

やりたいこと

正規表現

TODO コメントを全部探す

^//\s*TODO

publicな変数を全部探す

public\s+\w+\s+\w+

数字のIDが振られた行を探す

ID_\d+

空行を探す

^\s*$

特定のメソッド呼び出しを探す

StartCoroutine\(.*\)

まとめ

今回紹介したパターンをまとめます:

パターン

意味

.

任意の1文字

* / +

0回以上 / 1回以上の繰り返し

\d

数字

\s

空白文字

^ / $

行の先頭 / 末尾

[]

文字の候補

()

キャプチャグループ(置換で再利用)

最初から全部覚えようとしなくて大丈夫です。「あの検索、正規表現で楽にならないかな?」と思ったときに、この記事に戻ってきてもらえれば!

 

 

作者
  P.N
  PG

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