3種の生成AIで同機能のUnity用のスクリプトを作って比較してみた

タイトル装飾

3種の生成AIで同機能のUnity用のスクリプトを作って比較してみた

3種の生成AIで同機能の
Unity用のスクリプトを作って比較してみた
(非エンジニアがAIでスクリプト作ってみた1)


※記事内のアイキャッチ画像はGeminiで生成

私自身はプログラマーではありません。そのため「AIだけでどこまでUnity用ツールを作れるのか」を実験してみました。

今回は3種類の生成AI(ChatGPT、Gemini、Claude)の無料版を使用して、
Unity用に同じ問題の解決を相談した結果スクリプトが出てきたので、
せっかくだから比較してみよう!というテーマになります。

注:この記事は2026年6月現在の生成AI(ChatGPT、Gemini、Claude)で生成した物を元に作成していますので、現在の生成AIで同様の命令での生成結果は違う場合があります。

問題設定と解決条件

〇問題
今回は背景3Dマップを制作する際によくある問題を題材にしました。
同一座標に同じOBJを複数配置していないか確認したい、というものです。

〇解決条件
問題の解決条件としては、同一座標に配置されたOBJを検出し、
何かしらの形で通知できればOKとしました。

なるべく条件を同じにしたいので、最初の一手には共通のプロンプトを使用しました。

Unityで同一座標に同じOBJを配置して気が付きにくいので、簡単に解決したい

最初の指示はこの文言で統一しています。
メモリは初期状態で、事前の学習や設定は行っていない状態です。
(そもそもプロンプトの文章がちょっと変ですが、そこも酌んでくれるかということで…)

この一文だけで解決できなかった場合や、新しい問題が出た場合等は追加で質問して行き解決まで続けます。

今回使用したUnityのバージョンは、2021.3.0f1です

以下、実践していきます。


ChatGPT

以下の文言で質問していきます。

Unityで同一座標に同じOBJを配置して気が付きにくいので、簡単に解決したい

まずは、標準機能での解決方法が提示されました。
手作業の補助になりそうな機能が紹介されています、
続いて…

大量にある場合の対応として、スクリプトを生成してくれました!
Unityで実際に動くのか検証していきます。


同一座標にcube、cube(1)を配置したSceneを用意しました。

スクリプトを組み込み実行します、”Tool→FindDuplicatePositions”から実行しました。
画面下、Consoleにcube、cube(1)が同じ座標にあると示されました!

これで問題解決となります。


【Gemini】

他と同じく以下の文言で質問していきます。
Unityで同一座標に同じOBJを配置して気が付きにくいので、簡単に解決したい


1.まずは標準機能内での解決方法を提示してきましたが、
内容的にはやや荒業で、実運用では手間がかかりそうです。

2.で予防策を書いてくれていますが、この方法では誤って同一で複製した場合は非対応ですね。


賢い解決策としてスクリプトを出力してくれました!
Unityで実際に動くのか検証していきます。



そのままでは動きませんでした!
原因は検証に使用しているUnityが古く、対応していない機能を呼び出そうとしていたようです。
追加指示を行い、どのバージョンでも動くように、コードが再出力されましたのでこちらを検証します。


今回は動きました!
同一座標にcube、cube、cube(1)を配置したSceneを用意しました。

スクリプトを組み込み実行します、”Tool→重複オブジェクトを選択”を実行しました。
画面下、Consoleに”cube、cube”が同じ座標にあると示されました!

”cube、cube(1)”の場合はOBJ名が異なるため反応しません。改善の余地はありますが、

これで問題解決とします!


【Claude】

他と同じく以下の文言で質問していきます。
Unityで同一座標に同じOBJを配置して気が付きにくいので、簡単に解決したい


1.他AIと同じくまずは標準機能内での解決方法を提示してくれました、
内容的にはChatGPTと似ていますが、少しざっくりと紹介している感じです。

2.続いて、ツールの実装例が提示されました。こちらを検証していきます。


同一座標にcube、cube、cube(1)を配置したSceneを用意しました。
スクリプトを組み込み実行します、”Tool→重複オブジェクトを検出”を実行しました。
重複オブジェクトを検出というポップアップウインドウが出ました!



ウインドウ内の”シーン内を検索”を押すと、
ウインドウ内とConsoleに重複OBJがあると示されました!
「同じ名前のみ対象にする」などのチェックボックスも機能しているのを確認しました、
これで問題解決とします!


まとめ

優勝は…Claude!!


今回、一番良かったと感じたのはClaudeでした。

まず標準機能から解決方法を提示するのはどのAIも同じでした。
ChatGPTとClaudeは似た方法を提示し、内容も十分実用的なものでした。
Geminiは荒業と前置きしていましたが、別のエラーやミスを発生させそうな方法で一歩及ばないという印象でした。

次にスクリプトですが。
ChatGPTとClaudeは一度で動くものを提示してきましたが、Geminiは残念ながらエラーで動かず修正が必要でした。
これに関しては、生成されたスクリプトにも原因はありますが、今回は同条件で比較した結果としてご了承ください。

スクリプトの機能や内容について、どの生成AIでも”同一座標の同一名OBJを検出する”というのは出来ていました。
しかし、1度の命令で最も使いやすく気の利いた機能も実装していたのが、Claudeでした!
座標の許容誤差を指定する機能と、同じ名前のみ対象にするチェックボックス等、
あると便利な機能があらかじめ実装されていることと、ポップアップウィンドウで実装してくれて、一目で分かりやすくなっていたのがClaudeが生成したスクリプトでした。

今回はこういう結果になりましたが、各種有料版を使ったり、より詳細な仕様を与えてスクリプトを生成したり、条件が変われば他のAIの方が良い結果を出す可能性は当然あると思います。
他のテーマでも試してみると面白そうな結果が出そうですね。

この記事は2026年6月時点のChatGPT、Gemini、Claudeを使用した結果を元に作成していますので、現在の生成AIを使用した場合、全く違う結果が出ているかもしれません。
よかったらご自分でも試してみてください。

作者
  R.O
  デザイナー

目次

目次を生成中...