【UE5】MVVM(UMG ViewModel)を使ってみた|導入方法・メリット・デメリットを解説
掲載日: 2026/07/16 更新日: 2026/07/17
【UE5】MVVM(UMG ViewModel)を使ってみた |導入方法・メリット・デメリットを解説
UE5のプラグイン「UMG ViewModel」を数か月使ってみた所感をまとめます。
数か月使用してみた結論としては、チーム開発では非常に有効でした。
プラグイン「UMG ViewModel」とは
プラグイン「UMG ViewModel」は、
UMGにおけるModel-View-ViewModelパターンをサポートするプラグインです。
2026年07月時点ではβ版となります。
※記事執筆時のUE使用バージョンは、UE5.5.4です。
ModelViewViewModel(以降は MVVM と記載)とは、
アプリケーションを3つの役割 (View・ViewModel・Model)に分けた考え方です。

View :ユーザーに表示する部分です。
ViewModel :ViewとModelの橋渡し。
Model :ゲームデータやゲームロジックを管理します。
:ViewModelはModelの変更に応じて表示データを更新します。
プラグインの導入方法
プラグインの導入方法についてです。
1.エディタ側ではプラグインの設定から「UMG ViewModel」と検索し、チェックを付ける。

※使用するにはUnrealEditorの再起動が必要になります。
2.C++を使用する場合は、<任意プロジェクト名>.Build.cs ファイルを開き、

「PublicDependencyModuleNames」に「“ModelViewViewModel”」を追加してください。

MVVMの導入理由
プロジェクトで、デザイナーとプログラマが同じWidgetを触らざるを得ない状況を
回避するために導入してみました。
MVVMのメリットデメリット
■メリット
・デザイナーがView、プログラマがModelとViewModelと分担して作業を進めることができる点。
デザイナーはWidget Blueprintだけを編集し、
プログラマはViewModelだけを編集する運用ができました。
・ウィジェットにどんなViewModelが登録されているかを確認するだけで、
ある程度使い方の想定ができる点。
・チーム内でルールを決めて運用するのに向いている点。
■デメリット
・プログラマがウィジェット(View)側で機能実装したい時は、
結局ウィジェットの修正が必要になる点。
・ウィジェットの変数にアクセスする際になどに、ViewModelを介すと実装が複雑になる点。
MVVMを使ってみた所感
汎用的なウィジェットを作成する場合はルールが明確になり分かりやすいです。
ただ導入し始めの時は少し癖があり、戸惑った点もありました。
デメリットについては、「使う場所を限定する」である程度克服できました。
以下2つのルールを設けることで使いやすくなりました。
1.汎用的なウィジェットのみViewModelを使用する。
他の人が関与しない個々の実装を行う際は、
ViewModelを介すことでパラメータへのアクセス工程が増え、
むしろ開発速度が遅くなってしまいました。
2.ViewModelの使用の有無に関わらず、
基本的なウィジェットの作成や構成についてはデザイナーに任せる。
デザイナーの後工程としてプログラマが実装していく。
このルールを設けたことで当初の目標である
「デザイナーとプログラマが同じWidgetを触らざるを得ない状況を回避する」
が実現できるようになりました。
さいごに
以上がプラグイン「UMG ViewModel」を使ってみた所感になります。
癖はありますが、慣れて適した場面が分かると便利なプラグインとなっています。
導入後も状況に応じて使い分けもできますので、是非とも使用を検討してみてください。
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