UIデザイナーのためのAI活用テクニック5選
掲載日: 2026/08/06 更新日: 2026/08/07
UIデザイナーのためのAI活用テクニック5選
AIツールというと画像生成のイメージを持たれがちですが、
最近では、文章制作やアイディア出しなど、思考の補助として使うことが増えています。
特にUIデザインの現場では、以下の場面で活用しています
・チャット返答
・画面構成や改善案の検討
AIを活用することでスピードを大きく向上させるだけでなく、
デザインそのものに使える時間を増やし、
アウトプットの質を高めることにつながります。
本記事ではUIデザイナーの実務で実際に使っている
AI活用テクニックをご紹介します。
目次
1.この記事を読むと解決すること
2.テクニック①:文章のブラッシュアップ
3.テクニック②:プロンプトを書き出す
4.テクニック③:プロンプトを使い回す
5.テクニック④:要件を分解して整理する
6.テクニック⑤:UI改善案を壁打ちする
7.まとめ
1. この記事を読むと解決すること
・使えるアウトプットがなかなか出ない
・UIの検討速度が遅い
・毎回ゼロから考えてしまう
実務でAIを使用するとこのような悩みが出てくることがあります。
今回の記事では、こういった悩みを解決するテクニックをご紹介します!
2. テクニック①:文章のブラッシュアップ
実際の業務では、一から文章をAIに作ってもらうよりも
自分で書いたものを整えてもらうケースが多いと思います。
ただ、そのまま渡すだけだと意図とズレた表現になることもあるので、
少し工夫をしてから渡すとブラッシュアップの精度とスピードがぐっと向上します。
実際にAIで文章をブラッシュアップする際は、
以下のように条件を記載してから文章を渡すのがおすすめです!
以下の文章について、ブラッシュアップをお願いします
・用途:クライアントへの返信
・トーン:丁寧すぎないビジネス
・スタンス:前向きで柔らかい
(ここに自分で書いた文章)
3. テクニック②:プロンプトを書き出す
AIとのやり取りの中で、
「これは使える」と思えるアウトプットが出ることがあります。
ただ、そのまま流してしまうと再現が難しく、
次に同じクオリティを出すのが難しくなります。
そんなときは、
そのやり取りをプロンプトとして書き出してもらうのがおすすめです。
書き出されたプロンプトは他のチャットへ記入して再利用したり
チーム内で共有したりすることで一定のクオリティを保ちやすくなります。
今のやり取りをもとに、
同じようなアウトプットが得られるプロンプトを書き出してください
※このテクニックはよい結果が出た直後に行うのがポイントです
※必要に応じて、目的や前提条件を追加すると精度が上がります
例えば、文章のブラッシュアップのやり取りをもとにプロンプトを書き出すと、以下のようになります。
このように、一度うまくいったやり取りを
プロンプトとして書き出しておくことで、同じクオリティを再現しやすくなります。
4. テクニック③:プロンプトを使い回す
プロンプトを書き出したあと、
それを別の場所で管理するのも良いですが、
もっと手軽なのは、同じチャット内でそのまま使い続ける方法です。
文脈ごと引き継げるため、毎回説明する手間を減らせます。
以下のようにAIに「このプロンプトを覚えて」と伝えておくことで、
以降はその前提を引き継いだままやり取りができます。
チャット返信のブラッシュアップなど、
繰り返し発生する作業に特におすすめです。
このプロンプトを今後も使うので覚えておいてください
5. テクニック④:要件を分解して整理する
UI設計に入る前の段階で、
要件が曖昧なまま進んでしまうことは少なくありません。
また、仕様が整理されておらず、
どこから手をつけていいか分からない状態になることもあります。
そんなときは、
要件の内容や不明点、自分の認識を整理した上で、
AIと相談しながら要件を分解・整理するのが効果的です。
以下のタスクについて、要件整理を手伝ってください
・やりたいこと(目的)
・現状わかっていること
・不明点 / 曖昧な部分
・自分の認識や仮説
要件を書き出してもらい、
不足している部分や不明点だけを企画に確認することで、
効率よく認識をすり合わせることができます。
これはもらったチケットの対応方法に迷ったときにも応用が可能です!
整理した要件をもとに、そのままUIの検討に進むこともできます。
6. テクニック⑤:UI改善案を壁打ちする
要件をまとめられても、実際にUIにまとめる際に迷うことがあります。
特に以下のような場合は、手が止まりやすくなります
・情報量が多い画面
・どの要素を優先するべきかわからない
・どの改善から手をつけるべきかわからない
そんなときは、
タスクの内容や改善したいポイント、自分の考えを整理し、
AIと相談しながらUIを具体化していくのが効果的です。
以下のタスクについて、UI改善案を提案してください
・タスク内容
・現状の課題
・改善したいこと
・自分の考え(仮説)
また、上記にプラスして「複数案出してください」と追加することで
複数の案を出してもらい比較をすることもできます。
7. まとめ
今回は実際にUIデザイナーが使用しているAI活用テクニックを紹介しました。
AIは作業をまるっと代替するツールではなく、
使用者の思考を整理して業務をサポートするツールとして活用することが大切です。
うまく取り入れることで、デザインに集中できる時間を増やすことができます。
ぜひ日々の業務に取り入れてみてください!



