VMwareでRedmineサーバーを構築＆Plugin導入

社内のRedmineが3.4.6とかなり古くなってきたので
最新の6系にアップデート対応しました（まだ途中）
備忘録として記事にまとめてみました。

今回想定の構築環境
仮想OS：VMWare
OS：Ubuntu 24.04 Server
Redmine：6.1.0

絶対入れたいplugin:

 redmine_checklists チケットにチェックリスト機能を追加

 easy_gantt     イージーガント

1)VMware準備

VMwareとは仮想OSを稼働することとができるアプリです

仮想OSとは既存のOS上に別のOSを入れて稼働することができます。
例えば、WindowsOS上でLinuxなどを起動させることが可能です。

VMwareは以下のサイトでダウンロード可能です（アカウント作成の必要あり）
https://forest.watch.impress.co.jp/library/software/vmworkplay/

2)VMwareにUbuntuをインストール

Ubuntu 24.04 Serverを仮想OSとしてインストールしていきます
https://jp.ubuntu.com/download

※Ubuntu ServerはCUI 、Ubuntu DesktopはGUI（Windowsみたいな）の違いがあります
今回はGUIは要らないのでUbuntu Serverでセットアップ

セットアップ方法は以下を参考にしてください
https://qiita.com/tomomoss/items/8b499f2fa982efba4b2d

★ポイント★
①Redmineに画像などアップする場合は仮想OSにある程度の容量が必要です
仮想ＯＳを設定する際に、容量を確保しておきましょう！
②OpenSSHはONにしておくと後のセットアップで楽になります
ぜひ設定しておきましょう！

3)UbuntuにRedmineをインストール

インストール方法は以下の記事が参考になります
https://blog.redmine.jp/articles/6_1/install/ubuntu24/

コマンドを叩く際には「Tera Term」がとても便利です
２）でOpenSSHを設定している場合はぜひ使用しましょう

仮想ＯＳでＩＰアドレスを調べて（ip a）Tera Termで接続すれば
記事のコマンドをコピー＆ペーストできるのでかなり楽になります。
https://teratermproject.github.io/

4)plugin導入

さて、いよいよredmineにプラグインを導入します
3)でRedmineを構築した場合は
/var/lib/redmine/plugins
にpluginを入れることになります。

各プラグインのインストール方法ですが、Githubにあるかどうかで導入方法が若干違います

●「→ページからダウンロード」になっているプラグイン
直接ダウンロードできるわけではなくメール経由でのダウンロードが必要となります。
ダウンロードしたら、仮想ＯＳUbuntuにファイルをアップロードしてください
私の場合はWinSCPを使用しています。
●Githubの場合は直接ダウンロードしてください
cd /var/lib/redmine/plugins/

 sudo git clone https://github.com/XXXXXXXXXX ←/XXXXXXXXの部分を各プラグインのURLに置き換えて下さい

ダウンロード後
cd /var/lib/redmine
sudo chown -R www-data:www-data /var/lib/redmine/plugins/
sudo bundle install –without development test
sudo bundle exec rake redmine:plugins:migrate RAILS_ENV=production
sudo systemctl restart apache2
で反映完了
※Redmineが立ち上がらない場合はどれかのプラグインでエラーが発生しているはずです
apacheかRedmineのエラーログを見て確認しましょう（最悪エラーになっているプラグインフォルダを削除）

ちなみに私が結果的に入れたプラグインは以下になります。